冬になると空気が乾燥し、肌もカサカサしやすくなりますよね・・。 暖房の使用でさらに乾燥が加速し、肌のバリア機能が低下してトラブルが増えることも。 この季節を快適に過ごすためには、普段のスキンケアに少し工夫を加えて、しっかりとした潤いを伝えることが大切です。今回は冬でも潤う肌を手に入れるためのスキンケアのコツをご紹介します。
クレンジングは優しく
冬のスキンケアでまず気をつけたいのが「クレンジング」です。 肌を乾燥から守るための皮脂も、ゴシゴシと強くなると落としてしまいます。 クレンジングをするときは、次のポイントに気をつけましょうしょう。
- ポイントメイク専用のリムーバーを使用する:アイメイクやリップメイクなど、落ちにくい部分には専用のリムーバーを使いましょう。これにより、肌をこすりすぎるほどメイクを落とせます。
- クリームやバームタイプのクレンジングを選ぶ:オイルクレンジングは洗浄力が高いですが、冬にはやや乾燥が気になる場合もあります。クリームやバームタイプは保湿力が高く、肌に優しいためおすすめです。
- ぬるま湯で洗い流す:クレンジングの洗い流しには、熱いお湯ではなくぬるま湯を使いましょう。
化粧水でたっぷり水分補給
クレンジング後は、肌に水分を考慮して「化粧水」でしっかりと保湿しましょう。 冬は特に乾燥が進むため、化粧水の選び方や使い方にも工夫が必要です。
- 成分の高い化粧水選び:ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンなどの保湿成分が含まれた化粧水は、肌に潤いを与えます。 特にセラミドは、肌のバリア機能を高め、乾燥から守ってくれる成分です。
- 手でやさしく押し込むように浸透させる:化粧水肌にのせた後、手で軽く押さえると、浸透力がアップします。コットンでの拭き取りも良いですが、乾燥が気になる時期は手の温もりで浸透させると効果的です。
- 重ねづけでさらに保湿:乾燥がひどい場合は、化粧水の回数に分けて重ねづけするのもおすすめです。一度にたくさんの化粧水を塗るより、少しずつ肌に浸透させる方が効果的です。
美容液でプラスアルファのケア
化粧水の後には、肌の悩みに合わせた「美容液」をプラスすると、さらなる保湿効果がございます。 冬のスキンケアには保湿力の高い美容液が特に役立ちます。
- ヒアルロン酸やセラミド配合の美容液:これらの成分は、肌に潤いを与え、長時間持続する保持力が強いです。 特に乾燥が気になる方は、これらの成分が配合された美容液を選ぶとよいでしょう。
- 使用量に注意:美容液は少量でも高い効果が期待できるアイテムです。説明書に記載の使用量を守り、肌に均一に広げましょう。
- 軽くパッティングして浸透を助ける:美容液をつけてから、手のひらで軽くパッティングすると、肌への浸透を助け、効果がアップします。
乳液・クリームで水分を閉じ込める
化粧水と美容液で水分を与えた後は、乳液やクリームでその水分を閉じ込める「保湿」の段階に移ります。冬はこの「保湿」のステップがとても大切です。
- 力の高い乳液やを選ぶ:シアバターやホホバオイル、スクワランなどの保湿成分が含まれたクリームは、肌の乾燥を防ぎ、しっとりとした状態を保つのに役立ちます。
- 少量ずつ重ね付け:乾燥がひどい場合は、一度にたっぷりと塗るのではなく、少量ずつ重ね付けする方がムラなく保湿できます。
- 顔全体になくのばす:乾燥しやすい頬や口元、目元には少し多めに塗り、他の部分と均一に整えましょう。
限りのケアを習慣化
乾燥対策には、限りのスキンケアをしっかりと行うことが大切です。忙しい朝はちょっと簡単に起こりがちですが、冬の乾燥シーズンは手を抜かずにケアすることが潤い肌を守るコツです。
- 朝は保湿重視、夜は回復ー重視:朝のケアは保湿重視で、日中の乾燥から肌を守るアイテムを選びましょう。夜は、肌の回復を助ける成分が含まれるアイテムを使ってよいです。
- 日焼けも忘れずに:冬でも紫外線は降り注いでます。 乾燥した肌は紫外線に敏感になりやすいので、必ず日焼け止めをしましょう。
室内の環境にも配慮
冬は室内も乾燥しがちで、暖房が乾燥をさらにさせます。肌の潤いを守るために、室内環境も工夫すると効果的です。
- 加湿器を使う:室内の湿度を50〜60%に置いていることで、肌の乾燥を防ぐことができます。加湿器がない場合は、濡れたタオルを干したり、水の入ったコップを守ったりするのも効果です。
- 暖房の温度設定に注意:暖房の温度が高すぎると、肌の水分が失われやすくなります。適切な温度(20〜22℃程度)に設定し、こまめな換気も行いましょう。
食事と生活習慣にも気を配る
スキンケアだけでなく、食事や生活習慣も肌の潤いに大きく影響します。肌の健康を内側から守るために、以下のことを心がけましょう。
- 水分をしっかり摂る:冬は気温が低いため、水分補給を怠りがちですが、肌の乾燥を防ぐために水分摂取は大切です。 一日1.5〜2リットルを目安に、こまめに水分を飲みましょう。
- ビタミンやミネラルを摂取する:ビタミンA、C、Eなどは肌の潤いを保つために必要な栄養素です。 特にビタミンCは、コラーゲンの生成を助け、肌をしっとりと近づけます。類を積極的に取り入れましょう。
- 十分な睡眠をとる:肌の修復や再生は睡眠中に行われます。睡眠不足は肌の乾燥やトラブルを考慮して、しっかりと睡眠時間を確保することが大切です。
まとめ
冬でも潤うスキンケアのコツは、毎日の習慣に少しずつ取り入れることが大切です。 クレンジングの仕方や化粧水の重ね付け、乳液やクリームで保湿といったスキンケアの基本を考えるだけで、肌の潤いがしっかりまた、室内環境や食生活にも気を配り、内側と外側から乾燥対策を行うと、より効果が期待できます。 冬の乾燥に負けず、しっとり肌を目指して毎日のケアを楽しんでみましょう♪